今や女性にも大人気のサウナ。スッキリ ”ととのう” 感覚や、自律神経へのアプローチ、血流が促進される事による様々な健康・美容効果などから、ルーティーンとしてサウナに通う方も増えてきています。そんなサウナですが、実は見落としがちなデメリットも。この記事ではサウナのデメリットに焦点を当て、解説します。普段からサウナに入る方も、この機会に改めてポイントをおさらいし、安全にサウナを楽しみましょう。
サウナの5つのデメリットとは?
サウナの様々なメリット
- 肌質の改善
- 自律神経の改善
- 血行促進と代謝向上
- 体温アップによる免疫力の向上
- ヒートショックプロテインによる疲労回復と筋肉のリカバリー
サウナの5つのデメリット
上記のようにサウナには様々なメリットがある一方で、それを生み出す熱や温度差がデメリットになり得ることも。デメリットを回避する対処法を知っておくことが重要です。
1. 過度な発汗による脱水症状
サウナでは発汗が促進されるため、脱水症状を引き起こす可能性があります。汗をかきたいからと言って無理に長く入ったり、高温を求めすぎるのは禁物。サウナ中と前後には、こまめに水分補給をし、脱水症状の兆候(口渇、頭痛、めまいなど)を感じたら直ちに入浴をやめて休みましょう。
2. 高温環境による心血管系への負担
高温環境は心臓に負担がかかるため、特に高血圧や心臓病の方にはリスクとなる場合があります。また冷たい水風呂も交感神経の働きを活性化するため、血管が収縮し、血圧を上昇させます。普段の血圧に問題のない健康な人であれば、サウナの温熱による血管拡張と水風呂による血管収縮をくり返すことで、血管の健康の向上につながることが期待できますが、既往症のある方や心配な方は事前に医師に相談しておくと安心です。
3. サウナ後の急激な温度変化
サウナ後に急激に冷たい水風呂やシャワーに入ると体調不良を引き起こす可能性があります。特に16℃を下回る水温の場合は体調と十分に相談し、冷たすぎると感じる場合は、無理をせずシャワーにしたり、水を少しずつ掛けて慣らすなどで調整しましょう。
サウナや水風呂の温度を調整できる個室サウナは、
自分に最適な温度やタイミングが見つかるのでおすすめです。
4. 感染症のリスク
公共のサウナでは、不特定多数の人で設備を共用するため、細菌やウイルスに感染するリスクがあります。感染予防のために体調不良の時は利用しない、設備を使用前後によく洗う、サウナマットを持参する、個室サウナを利用するなどの対策が考えられます。施設によって持込み物のルールが異なりますので事前に確認しておきましょう。
5. 皮膚や髪への影響
高温のサウナは皮膚や髪が乾燥しやすい環境です。サウナ前後のスキンケア・ヘアケアをしっかりと行い、サウナハットやタオルで頭部を守ることで乾燥を防ぐことができます。また湿度を高めるロウリュのあるサウナを選ぶことで乾燥を避けることができます。
高機能なトリートメントや美顔器などを備えている施設を選ぶと
安心してサウナを楽しむことができます◎
女性がサウナを安全に楽しむために
自分に最適な利用時間を見つけよう
施設の設備によって温度や体感が違い、さらに季節やその日の体調によっても自分にとってベストな時間は違います。サウナを出るのは脈拍が普段の2倍ほどの速さになった時が目安と言われていますが、目安をもとに「苦しくないか?」を問いながら時間を調整することが大切です。
1回のセッション… 15〜20分程度(例:サウナ10分・水風呂2分・休憩5分 )
週に1〜2回から月に1〜2回など、目的に合わせた頻度にするのがベスト
目的に合わせた頻度について、もっと知りたい方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
自分の健康状態に応じた利用を
年齢や健康状態に応じて最適なサウナの利用方法は変わってきます。特に女性はホルモンバランスの変化が大きいため、自身の体調に応じた入り方が必要でしょう。最初は短時間から始めて、サウナハットや座る位置、可能であれば温度などを工夫しながら自分にぴったりの入り方を見つけていくことは、サウナの楽しみの一つでもあります。体調不良や持病がある場合には事前に医師のアドバイスを受けながら、無理なくサウナと付き合う方法を探っていくようにしましょう。
デメリットをきちんと知って快適なサウナライフを!
ここまでサウナのデメリットに焦点を当てて解説してきました。一見すると不安な要素が多いように思えるかもしれませんが、デメリットを知っておくことで、サウナに行く前にどのように対処したら良いか、不安を事前に解消することができるのではないでしょうか。この記事が、安心してサウナを楽しむための一助になれば幸いです。
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