サウナに入る時間は何分がベスト?サウナの種類や設定温度ごとに紹介!

年々サウナ愛好家が増え、TVやSNSでもよく見かけることが多くなりました。色んな地域にもサウナ施設が増え、気軽にサウナに行けるようになりました。今回はサウナに行ってみたい・体験してみたいけど入り方が分からなかったり、何分間、どのようにサウナに入 ったらいいのか、サウナに入るにあたって不安点が多い中、入るのは少し怖さもありますね…そこで初心者でも安心してサウナにお入りいただけるような正しい入り方知識、 利用する前に押さえておきたい注意点やマナーを含めご紹介させて頂きます。

目次

サウナに入る目安時間は何分?

サウナに入る時間の目安は一般的に6〜12分と言われていますが、 初心者は初め5〜6分程が目安です。長く入りすぎると、さまざまなリスクもあるので注意が必要です。

気をつけたい健康上のリスク

  • 長時間滞在すると、体温が上昇する可能性があり、過度の体温上昇は熱中症や体調不良を引き起こす可能性があります。
  • 十分な水分補給がされていない場合、脱水症状が起こる可能性があります。 脱水症状にならない為にもこ まめな水分補給を心がけてください。
  • 長時間滞在すると、体温が上昇する可能性があり、過度の体温上昇は熱中症や体調不良を引き起こす可能性があります。
  • 十分な水分補給がされていない場合、脱水症状が起こる可能性があります。 脱水症状にならない為にもこ まめな水分補給を心がけてください。
  • 空腹状態でサウナに入るのもの危険です。エネルギーはゼロの状態。サウナで血管が拡張→血圧が低下。急激な変化に対応できるエネルギーがゼロな為、ふらふらで危険に。サウナ前の食事は消化不良の原因となるためおすすめできませんが、 軽い食事ならOK。
  • 高温環境に長時間いると、心臓への負担が増加します。特に心臓の病歴や高血圧などの持病がある場合 は、十分な注意が必要です。
  • 長時間の高温により、皮膚の炎症ややけどが発生する可能性があります。 特に敏感肌や皮膚の弱い人は注 意が必要です。
  1. 身体の状態を確認
  2. 水分補給を怠らない
  3. 栄養補給を行う
  4. 入浴後の冷却期間を設ける
  5. 適度な利用時間を守る

以上のことに注意しながら、サウナを楽しむことが重要です。

一般的なサウナの入り方、 初心者でも安心して入れるサウナの入り方について

ここでは、サウナの一般的な入り方と、初心者にお勧めの入り方についてご紹介します。

一般的なサウナの入り方

STEP
サウナに入る前に水分補給

湯船がある場合は軽く身体を温める

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サウナに入る(目安6〜12分)
STEP
シャワーやかけ湯などで汗を流してから水風呂に入る(目安1〜3
分)
STEP
休憩・外気浴(目安5〜10分)

途中、水分補給を挟みながら、②〜④の流れを1セットとし、これを2、3セット繰り返します。

初心者でも安心できるサウナの入り方

STEP
しっかり水分補給をする

サウナに入る前に、しっかりと水分を摂りましょう。

STEP
入る前に身体や髪を洗う

身体を温める為に入浴もおすすめです。

STEP
サウナに入る

入室前の注意点
身体の表面の水分をできる限り払うことがポイントです。 身体が濡れたままサウナに入ってしまうと、体表についた水分が一気に高温になってしまい、身体の芯まで暖まる前に体表温度が上がってしまう為、必ず拭き取ることをお勧めします。

STEP
水風呂で身体を冷やす

心臓から遠い手足の先などから徐々に浸かることがおすすめです。胸の前で腕をクロスしゆっくり入ると、身体が守られている感覚になり入りやすくなります。水風呂が苦手な方は、シャワーでぬる湯を浴びるのでもOK。無理に入 らないことが重要です。

STEP
外気浴

ゆっくり深呼吸をし、リラックス状態でいるのもおすすめです。

上記の③〜⑤を2、3回繰り返します。合間で水分の補給を忘れずに。

以上は、一般的な目安ですので、体調や個人の感覚に合わせて時間調整を行なってください。また、初めて利用する場合や体調がすぐれない場合は、医師に相談することをお勧めします。

サウナの種類や設定温度ごとにベストな時間を解説!

サウナにもいろいろな種類のサウナがありますが、今回はそのサウナの種類と設定温度ごとのベストな時間についてご紹介します。

フィンランド式サウナ

温度は低め、 湿度が高く、 身体を芯から温めることができるサウナ。 木造の建物で作られており、 木材は熱 を保持しやすく、 均一な温度を維持するために適しています。 長い時間サウナに入ることで身体の芯からし っかり温めてくれます。

【設定温度】80〜100度
【目安時間】8〜12分

ドライサウナ

乾熱、 高温で低湿度。 比較的短時間でも体の深部体温が温まりやすい。 乾燥している為、 熱による苦しさや息苦しさを感じやすい。 石ではなく、 木材からの熱を利用している為、 熱い石に水をかけて水蒸気を作り出す蒸気サウナとは異なり、乾燥した熱を直接体に浴びることができます。 身体の中からの解毒やリラックス効果が期待できます。

【設定温度】80〜100度
【目安時間】10〜15分

ミストサウナ

蒸気を噴射して湿度を高めることで体を温めるサウナであり、 通常のドライサウナと比べて温度はやや低 め。 湿度を感じながらリラックスすることができ、 乾燥肌の方や呼吸器疾患を持つ方にとっても快適な環境 を提供します。

【設定温度】70〜75度
【目安時間】10〜15分

個々の施設や設備によって異なる場合もありますので、 利用する際には事前に施設の情報を確認することをおすすめします。

女性に嬉しいサウナの主な効果

サウナは女性にも多くの効果をもたらすと考えられています。

リラクゼーション効果 

心身の緊張が緩和され、 リラックス効果を得ることができ、ストレスや不安の軽減、 心の安定を促進します。

血行促進

発汗によって、毛穴に詰まった皮脂や汚れが落ちやすく、ニキビシミ予防にも効果が期待できます。血行不良によって引き起こされる肩こりや腰痛の改善が見込めたり、内臓の働きが活性化されることで便秘が解消されたりと、 女性が悩まされがちな不調を改善する効果も見込めます。 

免疫力向上

サウナの高温環境にさらされることで、体内の白血球が活性化されます。これにより、免疫力が向上し、風邪やウイルスに対する抵抗力が高まります。 

美肌効果

全身の血行がよくなり、 体内を循環する血液の量が増えます。そのため滞っていた血液が正常に流れ、顔や体の血色がよくなります。高温と汗により、肌の毛穴が開き、古い角質や汚れが取り除かれます。これにより、肌の透明感やツヤが改善され、毛穴が引き締まるなど、美肌効果が期待されます。

手足の冷えや肩こり解消

体の細部まで良い温かい血液が循環し、疲労物質を排出してくれます。 また、筋肉をほぐして全身をリラックスさせることができるので、肩こり・腰痛・冷え性の改善が期待できます。 

自分好みの入り方や時間でサウナを楽しもう

ここまでサウナの種類別の違いやサウナ室での目安時間などを紹介させて頂きました。 サウナで整うためには、 正しい知識や入り方を学ぶだけでも自分の好みの入り方や温度や時間などが分かってくる楽しみも増えます。 

是非、目安を参考にしながら、自分が1番整えるサウナ時間を見つけてみてください。 

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