“ととのう”という言葉で人気を集めるサウナですが、そこに「施術」を組み合わせると、美容・健康・リラクゼーションすべてにおいて想像以上の効果が期待できることをご存知ですか?本記事では、「サウナ×施術」の相乗効果や、取り入れ方について、データを交えて分かりやすく解説します。
なぜ今「サウナ×施術」が注目されているのか

サウナブームの背景と“ととのう”の意味
まず、「ととのう」とは、サウナの後に訪れる深いリラックス状態のこと。血行促進、自律神経の調整、ストレス軽減などが総合的に作用し、心と身体が調和する感覚をもたらします。特にコロナ禍以降、心身をセルフケアする手段としてサウナ人気が再燃しています。
なぜ施術と組み合わせる人が増えているのか?
女性サウナーを中心に、日常の不調にアプローチできる手段として注目されています。なぜなら、サウナだけでは補いきれない、コリやむくみ、肌の悩みを解決したい。そんな思いを解決する手段として「施術」を同時に取り入れる人が増えているのです。
「サウナ×施術」の相乗効果とは?
サウナ後の施術で期待できる4つの効果
まず、「サウナ×施術」で期待できる効果について見ていきましょう。アメリカのウェルネス施設「Take Care Boone」では、サウナと施術を組み合わせることが、心臓の健康やストレス軽減において非常に効果的であると紹介されています:
この記事の中では、以下のような具体的な効果が紹介されています。
血流・リンパの流れ促進
サウナの熱とマッサージの刺激によって血流が促進され、酸素や栄養素が筋肉や臓器に行き渡りやすくなります。リンパの流れも活性化されるため、むくみの解消や免疫機能のサポートにもつながります。
筋肉の緩みで効果アップ
サウナの温熱によって筋肉がリラックスし、マッサージによる圧が入りやすくなります。これにより、通常よりも浅い圧でも深部の筋肉にアプローチでき、痛みや緊張の解消がスムーズになります。
老廃物の排出がスムーズに
サウナで発汗を促し、施術で血液とリンパの流れを高めることで、体内の老廃物や毒素が排出されやすくなります。デトックスによる疲労感の軽減や、肌トラブルの予防にも効果的です。
美容面での実感力向上
血流とリンパの循環が改善されることで、肌への栄養供給が活発になり、くすみの解消や肌トーンの均一化が期待できます。また、顔まわりのむくみが取れやすく、スッキリとした印象に導いてくれます。
どんな施術と相性が良い?おすすめ5選
アロマトリートメント
エッセンシャルオイルの香りとオールハンドのやさしい圧で心身を包み込むように癒します。サウナで温まった体に行うことで、香りの浸透力が高まり、より深いリラックスと睡眠の質向上が期待できます。ストレス過多の方や、自律神経の乱れが気になる方におすすめです。

指圧マッサージ
指圧は、親指や手のひらを使って、筋肉の深層部にじっくりと圧を加える施術。肩こり・腰痛・眼精疲労の緩和に最適です。サウナで体を温めることで、硬くなった筋肉がほぐれやすくなり、より少ない刺激でも高いリリース効果を得られます。

整体・骨盤調整
体の歪みを整えることで、姿勢改善や内臓の働きまでサポートする整体。温熱効果によって、筋肉や靭帯が柔軟になった状態で行うと、骨盤まわりの可動域が広がり施術の持続力もアップ。日常的な疲れや慢性不調がある方にぴったりです。

ヘッドスパ
頭皮から首、デコルテまでをケアするヘッドスパは、メンタルケアにもつながる施術。温まった頭皮は血行が良くなり、頭皮環境の改善や髪のケアにも効果的。脳の疲れを解放し、寝つきの悪さや集中力の低下が気になる方にもおすすめです。

美容鍼
細く繊細な鍼を使って、顔や頭皮、身体のツボを刺激。血行を促進し、むくみや肌のくすみを改善しながら、内臓機能やホルモンバランスの調整にも働きかけます。


「サウナ×施術」の取り入れ方と注意点
サウナと施術、どっちが先?ベストな順番と理由
基本的には「サウナ → 施術」の順番が推奨されます。体が温まり筋肉がゆるんだ状態で施術を受けると、少ない圧で深くアプローチできます。ただし、美容鍼や鍼灸など、肌や自律神経に繊細な影響を与える施術は例外です。 これらの施術は、体が一時的に敏感な状態になるため、強い温熱刺激を避ける必要があります。基本的には「サウナ前」に受けることが推奨されますが、肌質や体調によって適切な順序が異なる場合もあるため、必ず専門家と相談のうえで受けるようにしましょう。加えて、サウナや温泉は皮膚の状態を悪化させることがあるので、ピーリングについては、一定期間明けて、サウナ前後は避けるのが一般的です。
自宅でできる“サウナ×施術”セルフケア術
- 足湯+アロマオイル使用
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洗面器に40〜42℃ほどのお湯を張り、ラベンダーやゼラニウムなどのエッセンシャルオイルを1〜2滴入れて足を浸けます。血行が促進され、足元から全身がじんわり温まり、自律神経の安定にもつながります。
- ホットタオル+セルフリンパマッサージ
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電子レンジで温めたタオルを首や肩に乗せて筋肉をゆるめた後、耳の後ろや鎖骨まわりを優しくさすります。老廃物の排出を助け、顔や首のむくみ対策にも効果的です。
- 湯船での軽いストレッチ+ドライマッサージ
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お風呂で体が温まった状態で、肩甲骨や股関節を回すような軽いストレッチを。お風呂上がりには、乾いた手でふくらはぎや肩、腰などをゆっくりもみほぐすと血流が促され、疲労回復につながります。

どれも簡単に始められるセルフケアですが、習慣にすることで、サウナと同様に心身のバランスが整いやすくなります。
注意したいこと
- サウナ前後の水分補給は必須
- 食後すぐ、空腹時、体調不良時は避ける
- 鍼灸や美容鍼など、肌に刺激を与える施術は、専門家の意見を聞きながら行う
- ピーリングは、サウナ前後の施術は避ける
- 極度の疲労感や高血圧の人は注意が必要(急激な血圧変動のリスクが高まる)
”ととのう”だけじゃない!「サウナ×施術」で毎日を軽やかに
このように、サウナと施術は、それぞれでも十分な効果を持っていますが、組み合わせることで効果が何倍にもなります。「ととのう」感覚に、美容・健康・リラックスの要素を加え、より深い自分ケアに。
疲れが抜けにくい方、肌や姿勢に悩んでいる方、自律神経が乱れがちな方。 ぜひ一度、「サウナ×施術」を体験してみてください。日常が、きっともっと軽やかになります。
SaunaTherapy(サウナテラピー)表参道
東京表参道にある女性専用の個室サウナ。まず、お店に足を踏み入れた瞬間、アロマのいい香りに包まれ、非日常の癒しに包まれます。本格的なサウナストーブや全面タイル張りの水風呂、自然由来のアメニティと美容機器が揃ったパウダールームが特徴で、サウナを習慣にしたい女性にぴったりの環境が整っています。




完全個室でプライバシーを重視し、アロマトリートメントやウィスキングを体験できるプランもあり、サウナとの相乗効果を最大限に楽しめるのも魅力のひとつです。例えば、毎日通いたいヘビーユーザーには、通い放題プランがお得。また、モーニング会員や月1からでも通える回数利用プラン、複数で利用する女子会プランなど、ライフスタイルに合わせたプランが充実しています。ストレスを解消し、疲労回復、心身のリフレッシュをしたい女性にお勧めです。
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